電気自動車(EV)がこれからの時代の主役になろうしていますが、大きな壁があります。
賃貸マンションに住んでいる人たちにとって、自宅で簡単にEVを充電できる場所がないことが大きな問題です。
それを解決するために、リファレンスが福岡を中心に130棟の建物で「WeCharge」サービスを採用したのが話題になりました。これにより、約1,300台の駐車スペースでEVを充電できる想定なのです。
リファレンスって?
リファレンス株式会社は、不動産を中心に様々なビジネスを手掛けている会社です。
住宅の貸し出しから、オフィスの管理まで、私たちの生活に密接に関わるサービスを提供しています。
リファレンスのビジネスモデルと事業領域
リファレンスは、不動産賃貸や売買だけでなく、リノベーションや貸会議室の運営など、多岐に渡る事業を展開しています。
- 不動産賃貸・売買
- リノベーション事業
- 貸会議室運営
リファレンスのエコな取り組み
2024年4月に全賃貸マンションの駐車場にEV充電コンセントを設置予定というニュースになり話題になりました。
- 環境保護に貢献する事業展開
- 再生可能エネルギーの利用推進
- 電気自動車(EV)充電スタンドの設置
マンション住まいの人にとってEVはかなり消極的だとおもうので、これが実現すると日本でもEV需要が増えるかもしれませんね。
リファレンスのEV充電スタンド導入の背景
電気自動車は、環境に優しい乗り物として注目されています。
しかし、充電スタンドが少ないことが普及の妨げになっていました。特に、マンションに住んでいる人たちは、自宅で簡単に充電できる場所がないという大きな問題があります。
EV普及の現状と課題
EVは、環境に良い選択肢ですが、充電スタンドがまだまだ足りないという現実があります。
どこにいっても、充電場所を見つけるのが大変なことが多いです。
マンション・集合住宅におけるEV充電のニーズ
マンションや集合住宅に住んでいる人たちは、自宅近くでEVを充電したいと考えるのが普通。
ただ、そういった場合は不動産そのものに機能が整っていないと難しいの現状です。
- 自宅近くでの充電の希望
- 集合住宅での充電環境の不足
- EV購入のためらい
このステップによって、EVを選択肢から除外する人は多いと思います。
リファレンスの革新的解決策
リファレンスは、この問題を解決するために、自社が管理する賃貸マンションの駐車場やコインパーキングにEV充電スタンドを設置することにしました。
これを新規事業者が行ったり、仲介業者が間を繋げたりするのはかなり負担が大きく腰が重い状況だったのが現状。
これをすでに不動産事業として多く展開している会社さんが導入するってことにスムーズな導入が可能になるというわけですね。
やはり住まいのEV充電問題を解決するのは不動産会社のEV意識が大半を占めると思う
リファレンスが導入するWeChargeの特徴。
WeChargeサービスの概要
リファレンスの導入するEV充電スタンド「WeCharge」は、スマートフォンアプリを使って簡単に充電を予約したり、支払いを済ませたりできる充電サービスです。
ヨーロッパを中心にサービス展開されていたもので、シンプルな仕組み。
- スマートフォンアプリで簡単操作可能
- QRコードで読み込み
- 予約と支払いがスムーズ
- 24時間いつでも利用可能
DMMのEVチャージャーも使いやすかったですが、なんだか同じ仕様な感じがして好印象ですね。
設置場所とアクセス
WeChargeの充電スタンドは、リファレンスが管理する賃貸マンションやコインパーキングなど、生活に身近な場所に設置されています。
スーパーや道の駅、パーキングエリアなどが充電スタンドのスタンダードでしたが、この方向性から不動産に移行するのが大きな革命と言えます。
1つの賃貸マンションなどに設置されれば、隣のマンションや集合住宅の人もそっちで駐車場を契約できたりするので、住宅街にできるというだけでも広くメリットを与えるってことですね。
利用方法と料金体系
WeChargeの利用方法はとてもシンプルです。
アプリを開いて充電スタンドを選び、充電を開始するだけ。料金体系も明確で、利用した電力量に応じて料金が決まります。
ただ、充電カードと同じように月額が発生する仕組み
個人的にはこの仕組みあまり好きじゃないんだよね。このパターンにするなら、利用料によって自動でグレードが上がっていく仕組みのほうが絶対いいですよね。